高校生向け

2025年の共通テストはこう変わる!

皆さんは2025年から共通テストが変化するのをご存知ですか?

2022年度の高1から施行された新学習指導要領に基づいて大学入試は変化し、2025年度に入試教科・科目が大きく変化します。

では、共通テストのどこが変わるのでしょうか?

大きく見てみると・・・

 

国語・・・大問が1問増え、試験時間が80分から90分

数学・・・『数学Ⅱ』、『数学Ⅱ・数学B』、『簿記・会計』、『情報関係基礎』から『数学Ⅱ、数学B、数学C』の1科目に。試験時間は60分から70分

地理歴史・公民・・・地理歴史は『地理総合、地理探究』、『歴史総合、日本史探究』、『歴史総合、世界史探究』の3科目、公共は『公共、倫理』、『公共、政治・経済』の2科目、さらに両教科にまたがる『地理総合、歴史総合、公共』が新設。

情報Ⅰ・・・新たに新設される科目。配点は100点、試験時間は60分

となります。

 

各科目の変更点や対策を詳しく記述したいのですが、長くなりそうなので分けて書こうと思います。

今回は『情報』を取り上げます。

 

情報は2025年の共通テストより新たに増設された科目です。

多くの国立大学で情報Ⅰを必須科目としています。

中には必須科目としているものの点数化しないことを公表している大学もあります。(北海道大、徳島大、香川大など)

配点は、100点そのままか低く設定している場合が多いです。

私立大学では、選択科目の1つとして扱われるので国公立大学よりも利用率は低いです。

個別入試で「情報」を課す大学もあります。例えば慶應義塾大の総合政策学部、環境情報学部(我らがKREVAの母校、学部!)では、既に一般入試の選択科目に「情報」が含まれています。

では、大学入試共通センターに情報Ⅰの試作問題が掲載されていたので、ご紹介します。

試作問題『情報Ⅰ』

 

配点を見ると、知識問題よりもプログラミングに関する問題に比重が大きいことが分かります。

ではプログラミングを対策するとなるとどのように進めればいいのでしょうか?まだ対策問題集も手薄なのでやり方に困っている人もいるかと。

そこで1つ有効な対策がITパスポート問題集です。

なぜなら、情報Ⅰの範囲は、ITパスポートと重なっている部分が多いからです。

参考サイトはこちら

特にストラテジ系マネジメント系は充分活用できると言っていいのではないでしょうか?

演習量を確保する上で候補の1つとして持っておいても良いですね!