勉強法

受験勉強時のネガティブ思考はアリ?ナシ?

初めまして!完全個別指導塾オールウェイズです!

さて今回は勉強している時の思考についてお話しします。

勉強している時、特に中学生、高校生の受験生などはネガティブ思考に陥りやすいと思います。

なかなか成績に結び付かずに「どうせ無理なんじゃないか・・・」と考えたり、過去問や模試を解いているときに「こんな問題が分からないようでは受からない・・・」などなど勉強しているときに不安は尽きないものです。

ポジティブに考えよう!と思ってもネガティブ思考がなかなか治らないこともあるでしょう。

誰かに相談しても「大丈夫だよ!」「気にすることないよ!」と言われたりしても難しいですよね。

 

急ですがここで質問です。

皆さんはネガティブ思考=良くないものと思っていませんか?

世の中もポジティブ思考が良いものという風潮になっているのも事実です。でもそうじゃないんです。

実はネガティブ思考にはメリットがあるんです。

心理学のジェリーKノレム博士は「ネガティブ思考は成功の秘訣である!」と言っています。

なぜなのか?それはこんな興味深い調査結果があるからです。



ノレム博士によると成功する人間は2つに分類され、「防衛的ペシミスト(DP)」と「戦略的オプティミスト(SO)」に分けられるそうです

防衛的ペシミスト(DP)は常に最悪の結果・シナリオを想定しているタイプで、戦略的オプティミスト(SO)は失敗を恐れずに挑戦しているタイプです。

さらにノレム博士は、いつも最悪の結果を想像して過ごしていると答えた人たちにダーツを投げてもらう実験を行いました。

そして以下のようなグループ分けをしました。

グループA 投げる前に、ダーツの矢が真ん中に当たることを思い浮かべてもらう
グループB 投げる前に、ダーツの矢が全然当たらないことを思い浮かべてもらう


結果はなんと・・・

グループBの人の方が点数・命中率が良かったのです。

つまりネガティブ思考の人は無理してポジティブ思考にならなくても、その力を集中力に変えられるということです。

この結果を見て皆さんは、ネガティブ思考のイメージも変わったのではないでしょうか?

元々自信たっぷりのポジティブな人もいるでしょうし、自信がないネガティブな人もいると思います。

ネガティブな人はネガティブな方法で成功を目指しましょう。

どちらの思考も武器になるので、それをしっかり使って勉強したいですね! 

引用した論文はこちら