保護者向け・コラム(豆知識)

英語のなぁぜなぁぜ?

こんにちは!完全個別指導塾オールウェイズです!

当塾はお盆休み1週間前となりました!

今回は英語を学習していてふと疑問に思う「なぁぜなぁぜ?」を解決していこうと思います。

その1 英語に大文字と小文字があるのはなぁぜなぁぜ?

答え.紙を節約するため

アルファベットは、もともと大文字の形で成立しました。

 

やがて、文字というものが普及していくと多くの人が文字を使用するようになりました。

ところが、当時、書物に使う紙といえば、動物の皮から作る「羊皮紙」しかありませんでした。

しかし、羊皮紙は大変に貴重なものだったため、書物を量産することは、大変な難題だったのです。

そこで発案されたのが、文字を崩して小型化することによって、限られたスペースにたくさんの文字を詰め込むという工夫。

そう、小文字の誕生です。

しかも、小文字は大文字に比べて曲線が多く、画数も少なくて書きやすいため、効率がよいという利点もありました。

こうして小文字は、出版ブームの中で重宝され、元の大文字と並んで使われるようになっていったというわけです。

 

その2 文の初めに大文字で書くのはなぁぜなぁぜ?

答え.文章にメリハリをつけるため

大文字はというと、小文字ばかり使っていると文章にメリハリがなくなるし、そのうち活字印刷ができるようになると目立たせたいところには大文字を使う方が文章がカッコよくなってきたのです。

こうして、18世紀なかごろから、文章の初めと固有名詞の初めに大文字を使うようになったのです。

 

その3 英語に「兄」「弟」「姉」「妹」の区別がないのはなぁぜなぁぜ?

答え.年齢の上下を説明することがないから

兄・弟、先輩・後輩など、年齢を重んじる日本では、どちらが年上か年下かは重要に感じますが、英米ではこうした意識は希薄なようです。

あえて、「兄」「弟」を表したいときには、「big(older)brother」「little(younger)brother」というように二つの単語を使って表します。「姉」や「妹」も同様です。

兄弟姉妹のいずれにも使える「sibling」という便利な単語もあります。

 

英語を学習する際は、日本と英語での宗教観や価値観、歴史の違いを比べることで理解しやすくなることもあります!