中学生向け

複文を知らないと、関係代名詞は難しいよね。

中3生は英語で関係代名詞を学び終えた頃ですね。

中学で習う文法は後少しです!

この関係代名詞と仮定法。

残念なことが、どちらも非常に難しいとされている文法なんです。

その1つである関係代名詞はどうすれば理解できるでしょうか?

 

その答えは、日本文の構造を学ぶことです。

特に、単文と複文と修飾と被修飾の関係の理解は必要でしょう。

複文とは、単文の中に単文が組み込まれた文のことです。

 

[具体例]

私はアイスを買った。(単文)

これは主語と述語が1つしかないので単文です。

 

私は父が買ったアイスを食べた。(複文)

これは「私はアイスを食べた。」+「父がアイスを買った。」の2つの文が1つになっているので複文です。

関係代名詞はまさにこのような複文の構造をとっているので、複文の理解が必要ということです。

ちなみにこれらの文を英語にするとこうなります。

I bought an ice cream.

(私はアイスを買った。)

 

I ate an ice cream which my father bought.

(私は父が買ったアイスを食べた。)

どんな「アイス」かというと、「父が買ってきた」アイスですね。

この関係が成り立っているので、関係代名詞を使って書くことができる。ということです。

関係代名詞では、この修飾される語のことを「先行詞」と呼びます。

 

関係代名詞を攻略するためには「人の時はwho」「人以外の時はwhich」「何にでも使えるのがthat」などの理解ではいけません。

とにかく、日本語を大切にしてください。