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中学生向け

数学・算数が得意になるための「逆算」

当塾には家庭教師時代から3年も教えている生徒がいます。

現在は小学6年生なのですが、この数ヶ月で算数に対する考え方が変わりどんどん理解できるようになってきています。

理解できるようになった理由をいくつか挙げると

・計算力が身についたから

・分数、割合などの概念が理解できた

・毎回の答えに根拠を持てるようになった

この3つが挙げられます。

特に2つ目の分数、割合の概念が理解できたということが大きいと思います。

これまでは分数についてなんとなくの理解で計算を進めていましたが、ここにきて分数を図で書くこと、割合も分数の考え方と似ているなどということに気づくことができました。

ここで理解したことは当然中学数学にも大いに役立ちます。

 

そしてなんとなく足し算、引き算だったのも根拠を持って解き進められています。

もちろん、その根拠が全然違うこともありますが、なんとなく不正解とは全然質が違います。

解説を聞くときの聞くポイントや、姿勢が大いに変わるからです。

さらには「どこの理解が不十分だったか」「こう考えればいいのか」と授業内で吸収する量も変わるんです。

 

そしてここまで理解度も変わったので、これから特に指導したいと思うのが「ゴールから考える」力を身につけることです。

 

小学校低学年〜中学年までは一方通行の考え方でも問題を解くことができました。

しかし、高学年に入ると複数の知識を使って解くことが増えます。

例えば、速さの問題です。

分速1kmの自動車は1時間に何km進むかという問題の場合、単なる計算だけで解くことができません。

そこで必要になるのが「ゴールから考える」力です。

ゴールは、「1時間後の距離を求めること」です。

そのためには「距離を求めるために時間と速さ」が必要となり、「1時間は60分に変換できる」「分速は1分間ですすむ距離で表した速さ」を考えていくわけです。

 

この力は算数、数学といった学問を超えて、夢や目標を叶えるためにも使えます。

そんな力を算数や数学で身につけていけば、きっと役立つことでしょう。

そのために「ゴールから考える」力、逆算の力を身につけていきましょう。