塾のお知らせ

冬期講習 高校生特別講座のご紹介

本格的に寒くなり始めました。

インフルエンザも増えているので体調管理には気をつけていきましょう。

さて、冬期講習では、高校生を対象に特別講座を開講いたします。

どんな講座があるのか、どのような内容なのかご紹介します。

 

  • 高校生冬期講習講座一覧
講座名 内容

古文文法基礎+古文常識

古文を1から学びます。動詞、形容詞、形容動詞をやり直し、最終日には最低限知っておきたい古文常識を学びます。

漢文句法基礎 漢文の構造から学びます。返り点、書き下し文、再読文字を学びます。読解に必要な重要語句も学習します。
現代文演習 感覚ではなく「論理力」をもとに、得点力を向上させる講座です。
英文法入門 英文法の土台となる文構造、時制、助動詞、準動詞を学びます。

 

お気づきかと思いますが、どの講座も国語、英語を中心に本当に苦手としている学生を対象としています。

また、苦手克服のきっかけとなるように構成されています。

特におすすめなのは「古文文法基礎+古文常識」です。

古文が苦手な学生に多いのは

・日本語と全く違うので理解することが多い

・単語、文法など覚えることが多い

・歴史的背景などを知らないので面白くない

といった理由が多く挙げられます。

 

この講座では、ちょっと古文もやってみようかな?と思わせるための内容になっています。

例えば、結婚についてです。

現在の日本では事実婚などを除くと、結婚の意思を持つ者が婚姻届を提出することで結婚が認められます。

しかし、古文の世界ではそのようなものはありません。

では結婚が認められるためにはどのようにすれば良いのでしょうか?

 

他には、和歌についてです。

音楽が好きな人は和歌に触れると古文の面白みがわかるかも知れません。

言葉遊びの面白さが詰まっています。

おもひつつ 寝ればや人の 見えつらむ 夢と知りせば 覚めざらましを

この歌は古今和歌集に収録されている小野小町が詠んだ歌です。

なんとなくでいいです。なんとなく、意味わかりますか?

「あなたを思って寝たらあなたの夢を見た。もし夢と分かっていれば起きなかったのに。」

といった意味になります。

古今和歌集は今から1000年以上も前の作品です。

しかし、MONGOL800の小さな恋の歌の「夢ならば覚めないで」というフレーズがあるように、今も昔も感情は変わらないんです。

和歌では31音の中にこのような気持ちを込める・・・現代ではTwitter(Xに慣れない)にその特徴が見られますね。

そもそも今でも残っていること自体すごいですね!

 

そんな内容の講座となっています。

他の講座も詳しく紹介してみようかな・・・と思ったりしています。

少しでも気になった方はぜひ、こちらからどうぞ!

 

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