小学生向け
小学生に100マス計算をしてもらうわけ
本格的に寒くなってきましたね。
急な寒暖差に体調を崩しやすくなっているので気をつけましょう!
さて、小学生の授業では、まず百ます計算を行います。
なぜか分かりますか?
1つは多くの人はわかるはずです。
計算力を上げるためです。
算数を得意にするためには計算力は不可欠です。
その計算力を上げるためには、暗算力を鍛える必要があります。
どの計算も、1桁同士の計算の組み合わせです。
そのトレーニングとして、1桁の足し算・引き算・掛け算・割り算を完璧に解けるようにしていきます。
もう1つは算数の授業前のウォーミングアップの役割になるからです。
いきなり運動すると、どこかを痛めたり怪我をすることがありますね。
運動前には柔軟体操が必要です。
それと同じように、まずは授業に入る前に簡単な計算を解いてから授業に入るというわけです。
頭が算数モードになるので吸収力も計算力も変わります。
例えば、九九の百ます計算をした後に分数の足し算・引き算に入るとどうでしょうか?
通分や約分をするときに大いに役立ちます。
人間の行動は体が先なんです。
頭から体と思いがちですが実は違います。
ですので、算数前に100マス計算をするのは「これから算数の勉強をするぞ!」という状態にするためのスイッチの働きにもなるんですね。
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