中学生向け
夏休み明けの勉強について
こんにちは!完全個別指導塾オールウェイズです!
今日は、前回に引き続いて夏休み明けの勉強について、中学生へ向けて紹介します。
夏休みが明けるとテストがあるはずです。
夏休みにきちんと計画を立てて勉強した学生は、大きく点数が伸びていなくても何か違いが見られたでしょう。
ここから大きく差がつくのは、テスト後の向き合い方です。
テストの点数が良くて満足している学生とテストの点はそこまで良くなかったけれどきちんと復習した学生とでは大きく差がつくのは当然です。
ではどう復習していくのが良いのでしょうか。
一番大切なのは、どうして間違えたかを把握することです。
点数が良くなくて、向き合いたくない気持ちもわかります。放置していても解けるようにはなりません。
以前こんな学生がいました。
「間違えた問題の答えをノートにしっかり書いて復習しました!途中式も和訳も全部書きました!」
その学生は満足そうに言っていました。確かにたくさん書いて、色分けもきちんとしていてよく出来ているノートでした。
しかし、おんなじ問題を出しても解けるようにはなっていませんでした。なぜだと思いますか?
それは「わかったつもり」になっているからです。答えを写しただけでは書いた量と綺麗なノートが出来上がっただけなんです。
なぜ解けなかったのかを把握するために、もう一度間違えた問題を答えを見ずに解いてみましょう。
すると大きく5つに分かれると思います。
①改めて解いてみるとすんなり解けた
②時間はかかったけれど解けた
③途中まで解けた
④解けなかったけれど答えを見ると理解できた
⑤解けなかったし、答えを見ても理解できなかった
このように分類できます。分類後は分類別に復習していきましょう。
①改めて解いてみるとすんなり解けた問題
これはその解き方がすぐに思いつかなかったから、もしくは時間が足らなかったからその問題まで辿り着けなかったことが想定できます。
思いつかなかったということはずっと問題を解いていなくて思いつかなかったんです。類似問題を何問も解いてすぐに解けるようにしておきましょう。
時間が足らずに辿り着けなかった人はテストの解き方が上手くないのかもしれません。特に数学は分野別に得意・不得意がはっきり分かれる教科なので不得意な分野で時間を取られた恐れがあります。
出来る問題からどんどん解けるように一通り見てから解いて下さい。出来る問題から解いていくと調子も上がっていきますよ!
②時間はかかったけれど解けた ③途中まで解けた
これはまだ自分のものに出来ていません。最初の方はうまくいっていたけど途中から時間がかかってしまった。
これは途中で時間がかかったところに注目しましょう。
テストでは他の知識も使って解く問題もあります。途中で時間がかかったところの分野を復習しましょう。
途中まで解けた人は、その後何が分かれば解けたのか理解して復習しましょう。
④解けなかったけれど答えを見ると理解できた
これはインプットからやり直しましょう。
また、復習時に解けなかった問題は自分の中で考える時間を設けてそれ以上時間がかかったら答えを見るというのが良いと思います。
ちょっと解けそうなら3~5分くらい考えて、その後答えを見る。
全く解けなさそうなら1分くらい考えて答えを見ましょう。
時間をかけすぎるのも良くないので、効率よく復習しましょう!
⑤解けなかったし、答えを見ても理解できなかった
これは今まで習ったところがたくさん抜けてしまっています。
しかし、決して「自分はダメだ・・・」と思わないでください。
わからなかったら解けないのは当たり前です。理解さえすれば必ずできます!
×が多いと嫌になるかもしれませんが、伸びしろだらけです。やれば必ず解けるようになります。
長々と書きましたが、①~⑤を通してもう1つ言いたいのは復習はすぐにやろう!ということです。
良く生徒に「新鮮なうちに復習して!」と言っています。
これくらい復習を続けて、復習法を確立しておけば高校生になっても使えます。
ぜひ、テストはこれくらい徹底して復習して下さい!