保護者向け・コラム(豆知識)

"姿勢"が変われば勉強効率も変わる?

こんにちは!完全個別指導塾オールウェイズです。

梅雨明けが宣言されていよいよ夏本番です。

当塾でも、今日から本格的に夏期講習の始まりです!

8月の空き講座がまだまだあるのでぜひ受講しに来てください。

さて皆さんは、今日のタイトルを読んでどう思いましたか?

おそらく勉強"姿勢"についてだと思いませんでしたか?

今回はそっちの姿勢ではなく、本当の”姿勢”の方です。

じつは、姿勢は脳の働きや勉強効率に大きな影響を及ぼします。

「勉強時の姿勢」について考えていきましょう!

日本姿勢教育協会会長・碓田拓磨さんは、背すじが伸びた姿勢だと、心身を活動的にする「交感神経」が優位になり、勉強などへの意欲が高まりやすいと述べています。

逆に、姿勢が悪いと自律神経のバランスが乱れ、心身が不調を起こしかねません。

また、猫背の姿勢だと肺が十分に広がらず、呼吸が浅くなるため、酸素不足で脳が働かなくなってしまう恐れもあります。

加えて、猫背だと首が前に出ることになるため、重い頭を無理な姿勢で支えなければいけなくなります。筋肉に負荷がかかり、肩こりや腰痛にもなりやすくなるのだそうです。

良くないことだらけですね・・・

学習効率を上げるには、正しい姿勢で座ることが大切ということが分かりますね。

では合わせて、姿勢を治すための方法をいくつかご紹介します。

その1 傾斜台を使う

デスクワークやリモートワークが増えて傾斜台を買った人は多いと思います。

勉強時のも非常に役に立ちます。

岐阜県生活技術研究所によると、天板の傾斜が計算作業に与える影響を調査するために、天板の傾斜を0°、10°、20°と変化させた机で被験者に計算作業を実施させる実験を行った結果、90秒間の計算作業の回答数が天板に傾斜をつけることで増える傾向があったそうです。

筆記動作において天板傾斜の影響は見られなかったが、姿勢に関する項目では天板傾斜によってより楽に体幹が起きた姿勢を保持できることが示唆された。

計算作業後の質問紙による評価では10°条件で作業環境に関する評価が高かった。

したがって,天板に傾斜をつけることで、通常のフラットな天板と同程度の作業性のまま計算作業の効率や被験者が感じる作業環境、作業姿勢を改善できる可能性が示唆された。

「子どもに適した家庭用家具(学習机・椅子)の設計指針に関する研究 天板の傾斜が計算作業に与える影響」

より引用しました。

10°が一番良いのですね!特にリビングで勉強するお子さんには導入しやすいですね!

その2 バランスボールを使う

河野太郎デジタル相が記者会見でバランスボールに乗りながら行なったことが一時期話題となりました。

バランスボールで学習すると3つのメリットが期待できます。

姿勢が改善される

少しでも身体が傾いてしまうと、安定して座れません。そのため、ボールに腰かけると、身体が自然とバランスをとろうとし、正しい姿勢が維持されやすいんです!

体幹を鍛えられる

バランスをとるためインナーマッスルが鍛えられれば、体幹が安定して姿勢が矯正される、筋肉量が増えて代謝が上がり太りにくくなるなどのメリットがあるのです。

集中力が向上する

これは、先ほども述べたような理由が挙げられますね!

なかなか導入しにくいかもしれませんが、運動不足のお父さん、お母さんも使えるように家族で買えばいいかもしれませんね笑

良さそうなバランスボールを紹介しておきます!

バランスボールチェア

 

私も、指導していて姿勢まではあまり言っていませんでした。

これをきっかけに姿勢が変われば勉強姿勢も変わるということでどんどん声をかけていこうと思います!